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AGA治療薬の処方
【種類や価格、副作用について知ろう!】

AGA治療薬

AGAの治療法はいろいろありますが、最もスタンダードな改善方法として知られているのがAGA治療薬の処方です。

AGA治療薬も複数存在しますが、中でも代表的な医薬品は「フィナステリド」と「ミノキシジル」の2つで、どちらもAGAの治療薬としてFDA(米国食品医薬品局)から正式に認可されています。

日本でも1999年にミノキシジルを配合した育毛剤が販売開始されたほか、2005年にはフィナステリドが厚生労働省に認可されており、どちらも国内の医療機関におけるAGA治療に用いられています。また、近年では2015年9月にデュタステリドが新しくAGA治療薬の仲間入りを果たしました。

AGA治療薬の種類

AGA治療薬の種類

AGAの2大治療薬であるフィナステリドとミノキシジルや、第2のAGA治療薬と呼ばれるデュタステリドは、それぞれ効果や特徴に大きな違いがあります。

フィナステリド

フィナステリドは抗アンドロゲン薬の一種で、日本では「プロペシア」という商品名で発売されています。

AGAの主原因である男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」は、男性ホルモン「テストステロン」と還元酵素「5α-リダクターゼ」によって生み出される物質ですが、フィナステリドにはこのⅡ型5α-リダクターゼのはたらきを阻害する作用があり、DHTの生成を未然に防いでくれます。

フィナステリドの効果は臨床試験でも認められており、98%の被験者に3年間の抜け毛予防効果が確認されたほか、日本国内での臨床試験では3年間の継続使用で78%の人の髪が増えたというデータが報告されています。

ミノキシジル

もとは高血圧の治療薬として開発された血管拡張剤の一種です。

高血圧患者に投与したところ、副作用として多毛症の症状が確認されたことから、1980年代より発毛促進剤として開発・発売されるようになりました。

ミノキシジルを投与すると、体内の血管が一時的に拡張し、血流が増加。滞っていた血液の流れが改善するため、毛根のはたらきが活発になり、新しい髪の発毛や育毛効果を期待することができます。

デュタステリド

頭皮の毛乳頭に存在する「Ⅱ型5α-リダクターゼ」の働きを阻害するフィナステリドに比べ、デュタステリドは「Ⅱ型5α-リダクターゼ」だけでなく、身体の皮脂腺に存在する「Ⅰ型5α-リダクターゼ」のはたらきも阻害します。

そのため、フィナステリドよりも高いAGA改善効果が期待できるのが特徴です。一方で、副作用も強く出るため、使用には注意が必要です。

AGA治療薬の価格

AGA治療薬の価格

日本国内ではAGAの治療は健康保険が適用されない自由診療となっているため、処方されるAGA治療薬の価格もそれぞれの病院・クリニックが独自に定めています。

そのため、同じ治療薬でも病院によって費用は大きく異なりますが、プロペシアなら1ヶ月分の処方で5000円~10000円前後が相場となっています。デュタステリドは7000円~10000円程度で、フィナステリドと大差はありません。

一方、ミノキシジルについては成分濃度によって値段に差があり、低濃度タイプなら1ヶ月あたり5000円前後。高濃度タイプなら1ヶ月で10000円~13000円前後が目安となっています。

AGA治療薬の副作用

AGA治療薬の副作用

AGA治療薬は医師の処方箋が必要な医薬品なので、効果が高い分、副作用のリスクも存在します。

フィナステリド、デュタステリドの副作用

フィナステリドは若はげ治療に用いる場合、1回あたりの用量が1mgと少ないので、副作用リスクは比較的少ない傾向にあります。

ただ、人によっては何らかの異常が現れる場合もあり、国内で行われた臨床試験では被験者の6%程度に胃部不快感や性欲減退などの症状が確認されています。

デュタステリドはフィナステリドよりも副作用のリスクが高く、性欲減退の副作用はフィナステリドの2倍とも言われます。

しかし、フィナステリドやデュタステリドには性欲を司る男性ホルモン「テストステロン」にはたらきかける作用がないことから、性欲の減退については理論上、起こることはないという説が有力視されています。

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルには一時的に血流を増加させる作用があることから、副作用として発汗やほてり、めまいなどの症状を感じることがあります。

また、ミノキシジルが配合されている育毛剤にはプロピレングリコールと呼ばれるアルコール成分が含まれているため、頭皮に使用するとかゆみは赤み、発疹などの接触性皮膚炎を起こす可能性があります。

AGA治療薬の飲み方、使い方

AGA治療薬の飲み方、使い方

フィナステリドとミノキシジルはそれぞれ飲み方、使い方が異なるので注意が必要です。

フィナステリド、デュタステリドの飲み方

フィナステリドが配合されているプロペシアは錠剤タイプの内服薬で、1日1回1錠を水とともに服用します。

デュタステリドはカプセルですが、同じく水で服用します。

フィナステリド1錠あたりの用量は0.2~1mgデュタステリドは0.1~0.5mgとわずかですが、育毛剤として使用する場合、少量でも十分な効果を発揮するので、自己判断で多めに飲んだりしないよう注意しましょう。

ミノキシジルの使い方

ミノキシジル配合の商品はいろいろありますが、病院やクリニックでは主に頭皮に直接つける外用薬として処方されます。

使い方としては、1日2回、朝晩に1mlずつを頭皮になじませます

薬剤は薄毛が気になる部分を中心に塗布していきますが、このとき、ただ塗りつけるだけでなく、指の腹を使って頭皮をマッサージすると成分が浸透しやすくなり、より高い効果を期待できます。

AGA治療薬の入手方法

AGA治療薬の入手方法

AGA治療薬は病院・クリニックで処方してもらう方法のほかに、個人輸入代行業者を利用する方法もあります。

個人輸入代行業者を利用する場合

現在はインターネット通販を中心に、個人輸入代行業者がAGA治療薬を販売するケースが増えています。

個人輸入代行業者を利用する場合、診察費がかからない上、製品によってはジェネリック医薬品が存在することから、病院やクリニックよりも安価に購入することが可能となっています。

ただ、AGA治療薬には偽物も多く流通していることから、信頼できない業者を利用すると粗悪品をつかまされる可能性があります。

また、医師の診察を受けずに利用した場合、思わぬトラブルを引き起こすおそれがあるので、安心・安全なAGA治療薬を手に入れるためにはやはり病院やクリニックを利用するのが賢明と言えるでしょう。

※厚生労働省も医薬品などの個人輸入の危険性についてホームページに記載しています。(医薬品等を海外から購入しようとされる方へ

病院・クリニックで処方してもらう場合

病院やクリニックでAGA治療薬を処方してもらうには、まずその医療機関で診察を受ける必要があります。

診察の結果、AGAだと診断された場合に約1ヶ月分処方されます。

処方される治療薬は医療機関向けに発売されている正規の医薬品なので、偽物にだまされる心配はなく、安心して利用できます。

治療薬の処方はAGAスキンクリニックがオススメ

全国に店舗数が多く、実績が豊富なAGAスキンクリニックがオススメです。

自分に最適な治療を提案してくれますし、ほかのクリニックにくらべて治療費が安いので毎月の負担が減ります。

クリニックが近くにない場合でもテレビ診察が可能。AGA治療薬を郵送してもらえるからとても便利です。(初回は来院が必要)

初回は「無料カウンセリング」で説明を聞いて、良さそうならそのまま治療を始めるのが良いと思います。

無料カウンセリング 口コミまとめ

AGAスキンクリニックの無料カウンセリングに行った方のいい口コミと悪い口コミをまとめました。

いい口コミ

  • カウンセラーが親身になって相談に乗ってくれた
  • 店舗がキレイだった
  • 薬が安かった
  • 遠隔診療について詳しく説明してくれた
  • 薬の副作用について詳しく話してくれた
  • 結局やめたけど、しつこい勧誘はなかった
  • 無料なのに頭皮をマイクロスコープで詳しく調べてくれた
  • 途中でED気味になりやめたが、残りの全額はちゃんと帰ってきた

悪い口コミ

  • 問診票が面倒くさかった
  • カウンセラーが新人で薄毛について詳しくない感じだった
  • 治療費の説明ばかりされた
  • オリジナル発毛薬が高かった
  • カウンセラーの態度がムカついた
  • 店舗が古くて汚かった
  • 予約がいっぱいでいけない日があった

通う店舗や、自分に付くカウンセラーさんによってみなさんかなり印象が違いますね。

AGAスキンクリニックは、治療途中でもほかの店舗で引き続き治療を受けることができますので、もし自分に合わない場合はほかの店舗に変更すると良いかもしれません。